日々おもうこと

わたしの手元に、新聞の切り抜き。
昨年妊娠中に実家に帰っていたとき、新聞を読んでいて思わず切り取ったもの。
「記者ノート」という小さなコーナーに載っていた詩。

詩人の茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」という詩。

 
  … ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな
   みずから水やりを怠っておいて


  … 駄目なことの一切を 時代のせいにはするな
   わずかに光る尊厳の放棄

  … 自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ


2008年の何月だったか忘れてしまったが、毎日新聞の記者さんが紹介していた。
秋葉原の無差別殺傷事件について触れた時に、記者さんが学生時代こころに響いた詩として載せていた。

それを読んだとき、わたしも茨木さんに一喝されたようではっとなった。
忘れちゃいけない、と切り抜いて手帳にはさんだ。


「すべてに、丸をつけよ」 
と、いう山田詠美さんの小説「ぼくは勉強できない」に出てくる言葉も
ずっとずっと自分のこころの中に残っている。
ただ、すべてにはそうできないわたしなのだけど…。


こうじゃなきゃダメ、あれはダメ、って頭で決めつけてしまう自分。
たくさんのおもしろいことに出会う機会を自分から捨てているのだなぁ、と思ったりする。
自分の美学に反するものってちゃんと持ってなきゃいけないと思うけど、
やはり食わず嫌いはダメだなぁ、と。

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これからたくさんの「〇」をつけていくであろう娘。
(と、同時に自分なりの「×」も)
わたしも歳だから、なんてひるまずドンドンいろんなことに取りかかってみよう。


と、寛平さんのアースマラソンを見ながら思った。
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by ryo-5-1006 | 2009-06-04 10:37 | メモ


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